『D&G』の“差別的動画”について。今日は箸でピザトーストを食べました。
差別というものは見方によってかわります。
特にここ最近は複雑化していて、発し手と受け取り手のそれぞれの価値観の違いや解釈の違いがこの問題を引き起こしてるという印象を受けます。
もはや根強くはびこりすぎてなんだか差別という言葉が一人歩きして間違った発言をした人とかを傷つけるための新しい武器になっているような気さえします。
ですが今回はそうも言ってられないらしいです。
問題になったものは、イタリアの高級ブランドであるドルチェ&ガッパーナが公開した、アジア系の女性モデルが箸を使ってピザやパスタを食べるというもので、これが中国国内で『差別的だ』と問題になっています。
さらに会社の創設者の1人で看板デザイナーのステファノ・ガッパーノ氏がSNS上で
中国のことを『教養がない、悪臭を放つマフィア』と呼んだとされるチャットのスクリーンショットが流出してしまいました。
その後に同社は『われわれは中国と中国人に対して敬意を持っている』とか
『われわれの夢は中国でショーを・・・』とかチャットで使っていた教養がないマフィアのような言葉遣いとは真逆の、夢だとか贅沢な言葉で釈明をしました。
それに対してほとんどの中国メディアは痛烈な批判をする中で、
中国共産党の機関紙『人民日報』系列の紙で、海外のニュースを中心とした紙面構成である環球時報は中国国民に対して『あまり愛国主義を出すべきではない』と述べました。(軽めのジャブ批判ももちろんしてました)
おーー、、、冷静。
なんか見方変わりました。
まったくその通りだと思う。
そういった1方向に対して強すぎる思いは妄想をとめどなく生み出して、問題を肥大化させかねない。
ここは悪意がなかった。ジョークのつもりだった。という推定無罪で折り合いをつけるほうが平和的というか素晴らしい落としどころなんじゃないでしょうか(^^)/
スクリーンショットの流出さえなければね!!(◎_◎;)
↑これが濃厚にしちゃった。。。↑
中国市場は同社にとっては最高の甘い蜜だったみたいなので、大きな痛手となりました。
人が多いからねー。(13億人)
なんてったって富裕層の数だけで日本の人口超えちゃうから。
映画市場でも中国はめちゃくちゃ大事にされていて、『キル・ビル』を中国人が喜ぶような内容に作ったと言われてるし。日本武術で敵に負けた後、中国武術で主人公が強くなるとか。。。中国の達人の爺さんが日本人をめっちゃ侮辱するんだこれがw
ちなみに問題の動画がこちら↓
この人色っぽい。キレイ。
しかしごめん。何言ってるか全然わかんね。
でも要は女性が箸をつかって苦戦して食べてる様子だけど、それが侮辱ととられたってわけですね。
見方によっては。。。
箸なんか使い勝手の悪いものだ。アジア人は得意の箸を使ってもこの程度。
ピザやパスタなどのイタリアの文化には箸じゃ食べる価値もない。を食べれないことで表現している。
箸なんてクソみたいなの使うなやw
など引きこもりのねじ曲がった卑屈な心で見るとそういう風にとらえられなくもないです。
みなさんはどう差別的な表現だととらえたんでしょうか。。。
でも少し考えてみると。
ガシャンはこのニュースを知らないで先に広告動画だけを見ていたら差別的なものだと思わなかったと思います。
知らないで観ていたら
中国に敬意を払い、めいいっぱい文化を動画に取り入れている。
詳しくないイタリア人がなんとか中国らしさを表現している。
これからお世話になるという中国とイタリアのコラボレーションを表現している。
苦戦している感じも、難しいけどなんとか2つの文化が手を取り合って歩み寄りあうようなイメージ
ととらえます。
さらに、ツイッターなどでは中国の女性の部分だけで動画が終わっているパターンが多いんですけど、上にあげた動画を見ればわかるように後半?別バージョン?ではイタリア人男性がナイフやフォークを使い中国料理のスープなどに苦戦して食べてる様子も描かれています。
これなら異文化交流の難しさという王道の演出にも感じ取れます。
んー流出さえなければ、これは見方の問題だと思えますね。。。
最後に
箸の汎用性はすごいです。
ガシャンは今日ピザトーストを箸で食べました。
なんとも使い心地のいい食べやすさなんですよ。
イヤ、まあ教養はマジでないけど。
つかめるっていうのがどれだけ便利なことか。。。
サラダだって箸で食べるよガシャンは。
フォークだとレタスがスルっと抜けちゃいます。(下手なだけ)