脂肪はなくなってもいいのか。いらなくなんかないプニプニの重要性
人間の体というのはさまざまなもので構成されている。
水分 55~65%
脂質 18~25%
タンパク質 10~13%
ミネラル 4~7%
炭水化物 0,1~1%
異常なほど体脂肪を気にして、ゴッソリ落とす。あるいは骨だけで構成されてるようなガリガリを目指す人も少なくはない。
だが上記の通り人間の体に含まれる成分の中で2番目に位置するのは脂質。
いかに重要なのかがわかる。
そして脂質にはさまざまな役割がある。
まずは細胞壁の材料になる。
人間に37兆個ある細胞の1つ1つの壁がこの脂質で構成されているのだ。
日々どころか常に入れ替わり続ける細胞に材料不足なんかあったらそれは大問題。
脳や神経。体のすべてに危機にほかならない。
脳の中心部の大脳皮質の55%は脂質で構成されている。
神経ネットワークのシナプスももちろん同じ。
体温を維持するのも脂肪。
血液やホルモンを作りだしたり、肌や髪のツヤを維持するのも脂質なくしてはままならない。
ホルモンが崩れれば女性だったら生理がこなくなったり、男女ともに免疫力の低下にもなる。
ではどれくらいあればいいのか。
一般的に体脂肪率5%を切ると体調不良を引き起こすと言われている。