カロリー制限より糖質制限のほうが健康的に長生きできる
ダイエットの二大論争。カロリー制限VS糖質制限。
どっちっが健康的に長生きできるのか。
カロリー制限が長生きに繋がるというのは昔からまことしやかにささやかれてきた。
ウィスコンシン大学(UW)でサルのエサを日常的に3割減らしてみたところ、カロリーを減らした群は加齢に関するガンなどの病気が減り寿命が延びた。
さらに目に見えて老化が抑制されたという。
しかし、同様の実験を国立加齢研究所(NIA)が行ったところ、加齢による疾病は減ったが寿命の延長は見られなかったので、どちらが真偽はいかにと論争が起こったっていた。
そこで両社が互いのデータを持ち寄り研究した結果が2019年に発表された。
その研究結果は、『確かに加齢による疾病に影響はもたらすが、寿命に対して有効かというと、そうとは言い切れない』というのが結論。
さらにいうとカロリー制限群には骨粗しょう症や筋肉減少などの弊害が見られるケースがあった。
特にサルではなく人間を対象にした研究ではより糖質制限ダイエットが健康的であることを示している。
循環器系疾患を1980年から29年間、日本人約9200人を糖質の摂取量で10段階に分け調査した研究で低糖質のほうが心臓病などの心菅系が74%、総死亡率が84%になるという結果が出たことで人においても糖質制限が健康的であると証明された。