どうしてやらない?筋トレ効果を倍増させる加圧トレーニング
加圧トレーニングとは
佐藤義昭氏によって開発された、ベルトを使い静脈血流のみを強く制限して行うトレーニングのことをいう。
通常、筋肥大や筋力増強するためには、最大挙上筋力の65%以上の強度が必要だが(例えばベンチプレスで100㎏をなんとか1回持ち上げられる人にとっての65㎏以上)加圧を行った場合においては、20%程度でも高強度トレーニングと同じ効果が得られる。
仕組み
筋肉には主に酸素を使って動き、持久力に優れた遅筋繊維と酸素をほとんど使わないで瞬発力を発揮する速筋繊維とがあり、筋力増強や筋肥大を起こすには速筋繊維を動かすことが必要不可欠。
一般に20%程度の強度では筋肥大は起きないが、血流を制限することで活動に充分な酸素が供給されず、遅筋繊維が活動しにくくなり酸素を必要としない速筋繊維が動員されるからと考えられている。
さらに加圧によって筋肉の成長を助ける成長ホルモンが高強度のトレーニングを行ったさいの3倍も分泌されることが明らかになっている。
やり方
やり方としては、基本的には専門的なトレーナーかなんかに教えてもらうのが手っ取り早いけど、自宅でやりたい人は加圧ベルトを買うとそこに書いてある場合が多いです。
適度な加圧が重要なので、加圧すればするほどいいってわけではないし、締め付けすぎは危険です。
時間も10分~20分の短時間で行うのが適切です。
加圧トレーニングの長所
成果がすぐに出る
最近の研究では,高頻度の加圧トレーニングにより,2週
間という短い期間でも筋肥大が起き,その程度は3,
4ヶ月の通常の高強度レジスタンストレーニングと同
程度であったことが示されている(筋力トレーニングに対する加圧の効果)
重りによる負担が少ない
重い物を持ち上げるとどうしても腰や間接にかかる負担が大きくなってしまうけど、これなら低重量でできるから負担を軽減できる。
トレーニングがすぐに終わる(時短)
効果的に筋肉を活動させるので短い時間・セット数で筋肉を追い込むことができます。
加圧トレーニングの欠点
めちゃくちゃきつい
筋肉に必要、というか生命活動に必要なすべての源である血液を制限するわけだからめちゃくちゃきつい。筋肉を活動しにくくした状態でわざわざ重りまで乗せちゃうもんだから辛い。痛い。
やりすぎると老化促進という話もある
終った後に血流が解放されて末端に一気に血液が流れるから活性酸素が大量に発生する。
まあどの程度かはわからないし、大げさに考える必要はないと思うけど、
(果物にだって毒素があるとかいうんだから、いちいち気にしてたらなにもできない。)
やったら即死という研究結果が出たらやめたほうがいい。
やるなら週に1回とか2回。
心臓に負担がかかる
血流を制限することで。体が危険を感知して血液を流そうとポンプである心臓が活発に活動し始める。あまり心臓にいいとは言えない。
が、なんでも運動すれば心臓に負担がかかるのは当たり前。
それが心配なら動くのをやめたほうがいい。
なんか見た目が気味悪い
縛るとよくなる真っ赤で血管が浮き出た状態で筋トレしなきゃいけない。
血液でパンパン。切ったら血が噴き出しそう。
紫っぽくなると余計に。。。
人によってはそれだけでやる気なくすかも。
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