運動前のストレッチは逆効果な場合がある
ストレッチには2種類ある
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)と動的ストレッチ(バリスティックストレッチ)の2種類があります。
ゆっくりとした動作で筋を伸ばすのが静的ストレッチ
体を温めたりしながら準備運動もかねるのが動的ストレッチ
21 Dynamic Stretching Warm Up Exercises
ストレッチの効果
関節可動域の改善,筋萎縮の抑制,筋肥大,
血液循環の促進,障害予防,筋疲労の回復,疼痛緩和,
バランス能力向上、神経筋伝達機能促進、筋力増強
運動の前は動的ストレッチ
体が休んだ状態からとつぜん激しい運動をすると危ないので、準備運動は肝心です。
たんに危険という理由だけではなく、運動のパフォーマンスや気持ちの向上にも必要なことなことになります。
静的ストレッチで体を伸ばすことで筋を痛めなくづらくなるというのは常識ですが、これを不正解とはいいません。ただしパフォーマンスの面からみるとマイナスの場合があります。
静的ストレッチを運動の前に短時間行うと筋肉の出力が落ちるというデータが出ています。これは筋肉を伸ばすことで柔軟性は上がるけど筋肉が収縮しずらくなることとリラックス効果で筋肉を緊張させる力が低下するからと考えられます。
さらに静的ストレッチは持久力にも影響を及ぼします
柔軟性の高い人は一定のスピード以上のランニングにおいてエネルギーの消費量が多いことがわかっています。
つまり無駄に消耗が激しいということです。
なので運動の前は体を温める動的ストレッチを行いましょう。
1番重要なこと
ストレッチで力が入りやすくなるとかは正直どうでもいいと思う。
実際にガシャンが筋トレをしていてそんなに力の入りやすさとか入りづらさは実感しなかったし。(準備運動は筋トレの中で行っていた)
ただし怪我をしなくなるという点においては重要なことだと思います。
重い重量を扱うのに体を温めておかないとすぐに関節が痛くなって全力が出せないし次のトレーニングにも響きます。