タンパク質の適性とは 多種類を摂って初めて意味がある
タンパク質で有名な食べ物といえば鳥のささみ。
でもささみを丸ごと食べたりサラダにしたりシチューに入れたり。
たしかにタンパク質に変わりはないしこれ自体は悪いものではないが、同じものばかりではダメ。
一口にタンパク質といってもそれぞれアミノ酸の構成比がことなるからだ。
同じものしか食べないと同じ消化経路しか使われないので、筋肉のタンパク質合成に必要な栄養としては不十分。
牛も豚も大豆も魚もまんべんなくいただくのが得策といえます。
白鮭と鶏むね肉(ささみ)と豚ヒレ肉の間にもアミノ酸、特に筋肉の合成に重要なBCAAがそれぞれ差異がある。
例えばロイシンは、白鮭が1700mg鶏むね肉が1900mg豚ヒレ肉が1800gmと若干の違いがある。
1日に必要なタンパク質は体重1kg当たり1~1,7g程度。
体重60kgならどんなに食べたくても102gまで。
ささみでいうと1日10本。
もちろん1回で食べるんではなく、3食に分けて食べるないと1度に全部を消化できないので無駄になってしまう。
そしてささみだけに限らず大豆食品や肉や魚を取り入れるともっと効率よく栄養を活用できます。
ちなみに運動をしてない人は0.8gで十分です。